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2010’05.23・Sun

安らかなれ

ブログを更新しないまま、はや一月。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
風邪にかかってはや1週間、ようやく完治いたしました次第でございます。
自分は引き籠もりには向いていないなぁ、とひしひしと感じました。

さて、部屋に引きこもって何をしていたのかといいますと、熱に浮かされながら設定やらプロットやらを妄想して書き記したりもしていましたが、それも数分で力尽きたので、カタツムリのごとく布団にくるまりながら本を読んでいました。
何を読んでいたのかと言いますと、先ほど本屋大賞の1位と吉川英治文学新人賞を受賞なさった冲方丁先生(以下、変換が面倒くさいのでうぶちんに統一)、彼の作品で積んでいたものです。具体的に言うと、「オイレンシュピーゲル」と「スプライトシュピーゲル」。うぶちんの作品は割と好きなのに積んでいた理由はいくつかありまして、ます一つめは「マルドゥック・ヴェロシティ」の文体をそっくりそのまま流用したのが気にくわなかったから、という単純なモノなのです。2つめは読むのに異様に体力を使う点も(「ばいばい、アース」読破は本当に死にかけた。
あと極めつけが、このシュピーゲル・シリーズ、厄介なことに全容を知るには「オイレン~」と「スプライト~」の2つを読まないといけないので至極面倒くさいんですね。面倒くさいのはいけないと思います。

そんなバイアスかかりまくりで読み始めました。言うても、2巻までしか読んでないけど。
以下、感想なので一応折りたたみます。
【あらすじ】
2016年、国際都市ミリオポリス(かつてのウィーン)で、機械化した手足を駆使しテロと戦う少女達の姿があった。
一つはMPB(憲兵大隊)に所属する〈猋(ケルベルス)〉――涼月、陽炎、夕霧(オイレンシュピーゲル)
今ひとつはMSS(公安局高機動隊)に所属する〈焱の妖精(フォイエル・スプライト)〉――鳳、乙、雛(スプライトシュピーゲル)
事件の裏には、プリンチップ社、そして国際指名手配犯であるリヒャルト・トラクルの影がちらつく。
彼女たちは果たして、次々と巻き起こるテロ事件を解決することが出来るのか……!


こんな感じです。ネタバレとかしなければ大体合ってるはず。
ぶっちゃけ、ガンスリに宗教戦争臭さとナチ臭さ、「ヴェロシティ」に出てきたカトル・カールを全年齢版にして足して、最後にうぶちんとラノベ的女の子を頭からぶちまけて割らなかった感じ。で、いつものようにラノベの皮を被った何か、なのでした。俺妹が好きな先輩に読ませてみたら、どんな感想が返ってくるか、ちょっと楽しみだったり。
で、肝心の内容はというと、1巻は完全に人物紹介で薄っぺらい感じ。正直ストーリーが何にも動かないので退屈きわまりない。ストーリーが動かないということは“/”や“+”を多用して読みやすさの代わりに疾走感をもたらすクランチ文体は全く役に立たないわけで、むしろ物凄く相性が悪いわけで。正直読むのにインターバル含めて3日くらいかかった気がする。
でも2巻からようやくまともな事件が起こり始めて、ストーリーが面白くなってくる。実際、スプライト~の2巻は久しぶりに良いモン見られたという気分になった。やっぱり女の子だけが活躍する話は面白くないよ、親父どもや大人が活躍しないとね。でもお気に入りなのは乙(つばき、と読む)。残念なのは、因幡の白兎に出てくる“ワニ”を“サメ”ではなくそのまんま“ワニ”として乗せてしまった点。海にワニはいないよ、うぶちん……。あとルビにオノマトペ入れるのは面白いけどあんまり好きになれなかった。いや、面白いんだけどね(大事なことなので(ry


対してオイレン~の方は個人プレーが多いせいか、単純にキャラが気に入らないのか、はたまたぱんつ丸出しで戦闘やってるのが気にくわないのか、いずれにせよあんまり楽しめなかった。というか、丸見えのぱんつに標語(銃のご使用は計画的に、みたいな)を書くとか、広報部頭悪いだろw

そんなこんなで、総合的に見て割と面白い作品だったので、読書を継続してみようと思います。読みにくいけど。

オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)
(2007/01)
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スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
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BGM:スプライトシュピーゲルの2巻の内容を音楽にすると、たぶんこんな感じ。向こうはヨハネの黙示録でこっちはウパニシャッドだけど。
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